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研修セミナーを企画するときの必殺技「たこさあかす」ワンシート企画書

    
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研修セミナーを企画するときの必殺技「たこさあかす」ワンシート企画書

どんな研修、セミナーでも、企画するときに必要なのは、「たこさあかす」 のワンシート企画書
(た)タイトルにこだわろう(内容の一貫性)
(こ)根拠を明確にしよう(開催の趣旨)
(さ)参加者の状態(ビフォー)
(あ)参加者の状態(アフター)
(か)環境を用意しよう(空間)
(す)ストーリー・ライン(時間)

実際の使い方をみていきましょう。
こんなシーンを考えて下さい。あなたは、ビジネス・コミュニケーションの専門家です。
懇意にしている社長さん(主催者)から、お話をいただきました。
「どうも最近、社員間のコミュニケーションが悪い。来月日程がとれるので、半日かけて、コミュニケーション研修をお願いできないだろうか」
そんなとき・・・

■6つの項目を埋めていこう

準備する項目は6つです。頭文字をとると「たこさあかす」となります。
「コミュニケーション研修」の例で、引き続きみていきましょう。
講=講師、社=社長さんのやりとりです。

●(た)タイトルにこだわろう
講「わかりました。ところで研修のタイトルは何でしょうか」
社「う~ん。コミュニケーション研修でいいんじゃないかな」
講「わかりました。もし、副題をつけるとしたら・・・」といった感じで深掘りします。
●(こ)根拠を明確にしよう
講「今回、とくに研修を開催しようと思ったのは、どうしてですか」
社「実は今、我が社では・・・」(研修に限らず、経営の悩みを話されている)
講「なるほど。そうなんですね。わかりました。で、どうしてまた研修を」
こんな感じで共感しながら、背景を探ります。
●(さ)参加者(ビフォー)の状態を整理しよう
講「ところで、対象者はどんな方ですか」
社「まずは、管理職を集めます。15人くらいでお願いします」
●(あ)参加者(アフター)の状態を明確にしよう
講「かしこまりました。で、その方々がどうなってくれたらいいですか」
社「そうだなあ。お互いがもっと密に連絡をとりあうように、三遊間のゴロがなくなるようにしたいものだ」
講「というと・・」といいながら、さらに続けます。
●(か)環境を用意しよう
講「場所はどこで、いつぐらいに開催しましょうか」
社「いつも使っている大会議室でお願いします。2か月後くらいには開催したい」
●(す)ストーリー・ラインを描こう
講「了解です。それでは、プログラム案を準備しますので、来週ご確認ください」
社「どんな内容になるのか、楽しみです」
こんな感じです。
以下に、「企画書記入例」をのせておきました。ご参考に。
詳しい内容は、拙著「人前で話す・教える技術」P72~を!

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