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【書籍】ホワイトスペース戦略(マークジョンソン著)

  
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【書籍】ホワイトスペース戦略(マークジョンソン著)

ビジネスモデルを整理した本という意味では、やはりこの本を取り上げないわけにはいきません。

著者の、マークジョンソンさんは、「イノベーションのジレンマ」の著者クリステッセンと共同でコンサルティング会社を経営している方。「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌で マッキンゼー賞(2008年)を受賞した論文”Reinventing Your Business Model”が書籍化です。

商品のイノベーションではなく、ビジネスのイノベーションをわかりやすく説明しています。

『ホワイトスペース」は、ことばとしてはあまり流行らなかった(少なくても、ブルーオーショアンほどは)けれど。

この本の一番のウリは、ビジネスモデル「4つの箱」の示したこと。
ビジネスモデルキャンバスよりも、扱いやすい。

4つの箱とは、

顧客価値提案
利益方程式
主要経営資源
主要プロセス

です。

個人的には、この考え方を大いに参考にさせていただいています。

 

 

【出版社の案内から】

アップルが成功しているのは、iPоdやiPhoneが革新的だからではない。
製品やサービスでなく、ビジネスモデルそのもののイノベーションを成し遂げたことこそが、アップルが勝者たる所以なのだ。
本書は豊富な事例を基に、ビジネスモデルの構成要素を割り出し、企業が市場環境の変化に対応して、飛躍的な成長を遂げるための戦略を明らかにする。
企業が成功を収めるためには、中核となる事業領域「コアスペース」の外側にある「ホワイトスペース〈空白〉」に進出しなければならない。
そしてそれは、非凡な経営者のひらめきや運ではなく、秩序だったプロセスを 通じて実行できることなのだ。

●クレイトン・クリステンセン: ハーバード・ビジネススクール教授
「多くの経営者は、新しいテクノロジーや製品を生み出すことが成長のカギになると考えているが、それは違う。
次の成長をもたらすためには、破壊的な新しいビジネスモデルにイノベーションを組み込まなければならないことが多いのだ。
それこそ本書が説得力をもって示していることである」

●アレックス・ゴースキー: ジョンソン・エンド・ジョンソン医療機器・診断機器部門ワールドワイド・チェアマン
「資金力のある大企業は、機敏な新興企業のようにはイノベーションを起こせないものなのか?
本書に従えば、それは可能だ。
既存のやり方を脱し、中核事業の維持にも躍進的イノベーションの実現にも秀でるための現実的な方法を、本書は教えてくれる」

●馮国経(ビクター・フン): 利豊(リー&フン)会長
「今日の経済が変化するスピードは、大変革を引き起こす重要性を急速に高めている。
企業が、新しいアイデアを見いだしてそこから利益を得る一方で、絶え間なく変化を続けていくにはどうすべきか。
その答えを求めるビジネスリーダーにとって、本書は重要な指針となるだろう」

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