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パーキングメーターの日は、定番「ある管理人さんのお話」を(1月26日)【魂のエピソード】

    
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パーキングメーターの日は、定番「ある管理人さんのお話」を(1月26日)【...

●今日の「クイズ」は・・・
1月26日は、「パーキングメーター」の日。
1959年1月26日、東京都が、はじめて公共駐車場として、パーキングメーターを設置しました。
さて、その場所はどこでしょう。

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●答え
日比谷と丸の内。

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●このお話、どう「いかし」ますか?

やはり、先端技術は都心から。
という感じでしょうか。

空いているスペースを有効活用しようという流れは、
国土の小さい日本においては、工夫のしがいがあることです。
その後、空いている土地を、とりあえずパーキングにして事業化する、そんなビジネスが広がりました。

一見、何でもないようなことが、新しいビジネスを生み出します。
そして、もう1つ。
一見、何でもないようなことが、人の心を動かします。

今日は、【魂のエピソード】認定。

ある駐車場の管理人さんのお話です。

その駐車場はいつも満車の状態。
他の管理人さんは、満車になると管理人室で本を読んだりしていましたが、そのおじさんは駐車場の前に立って申し訳なさそうに、「満車です、申し訳ありません」と頭を下げて謝っているのです。
中には、苦言を呈する人もいましたが、それでも、その車が見えなくなるまで、深々と頭を下げ続けていました。
「何も、あそこまでしなくてもいいのに」
そう思っていました。
急に雨が降ってきたときは、
「この傘をお使いください」と渡してくれる、そんな、おじさんでした。

ところが、ある日、いつもと違う表情でおじさんはやってきました。
「実は、今週いっぱいで仕事を辞めることにしました。妻が、肺を患っていて、空気のきれいなところで、のんびり暮らすことにしたんですよ。お世話になりました」
おじさんは、大手企業を辞めた後、数年間、ここで働いていました。
「お世話になったのはこっちのほうですよ」と何ともいえぬ寂しさを覚えました。

 

今日が最後という日、ちょっとした感謝の気持ちで、おじさんに手土産を持っていくことにしました。

そして、駐車場に着いたとき、信じられないような光景を目にしたのです。

小さなプレハブの管理人室には、色とりどりの花束がいっぱいに積上げられていて、中がまったく見えません。置ききれなくなったプレゼントがたくさん積み重ねられています。
駐車場は、たくさんの人でごった返し、感謝の声が聴こえてきました。
「いつも傘を貸してくれてありがとう」
「あのとき、重い荷物を運んでくれて助かりました」
「おじさんに、挨拶の大切さを教えていただきました」
次々と写真を撮り、握手をして、感謝の言葉を告げています。最後の列にならんで、おじさんと話す機会を持ちました。
「おじさんには感謝しています。おかげで、毎日気持ちよく仕事を始めることが出来ました。いなくなってしまうのが残念です」
「いいえ、私は何もしていませんよ。私にできることは、挨拶することと、謝ることくらいですから。でも、いつも自分がやっている仕事を楽しみたい、そう思っているだけなんです」
(ネット投稿より 福島正伸さんの本から抜粋)

 

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