フランス人ジョセフ・ギヨタンが発明した「平等で人間性あふれた機械」とは(4月25日) 2024 04/25 Updated 2024.04.23 2024 04/25 Published 2024.04.25 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする フランス人ジョセフ・ギヨタンが発明した「平等で人間性あふれた機械」とは(... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1792年4月25日、フランスである技術が実用化された。 開発したのは内科医で国民議会議員の、ジョゼフ・ギヨタン。 さらに、科医のアントワヌ・ルイが、これまでの同類の機械を研究し改良を加えた。 これによって、当時、平等で人間性あふれた機械ということで話題になったそうです。 さて、この機械の名前は何でしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え ギロチン 当時はフランス革命後の恐怖政治。 毎日何百人もの人が処刑されていました。 そんな中、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような機械を考えたのが、ジョセフ・ギヨタンだったそうです。 開発者のギヨタンから名前「ギヨチーヌ(Guillotine)」は、ドイツ語読みが「ギロチン」なんです。 さらに、外科医のアントワヌ・ルイが改良。刃を斜めにすることで、ひと思いに逝けるようになったそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? フランスで死刑廃止になったのは、1981年。 それまでは、使用されていた。 う~ん。 本来の目的(死刑から逃れる)がかなえられないとき、 次善の目的(苦しまない死に方)達成に、目的を変えるか否か。 何とも難しい問題です。