虹は七色?それとも? 認識は言葉が固める 2020 01/05 Published 2020.01.05 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 虹は七色?それとも? 認識は言葉が固める Tera B! リンクをコピーする 虹は何色ですか? 普通は、7色と答える方が多いかもしれません。 順番にあげられますか? 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。 青と藍色の区別がないと、6色となってしまいます。 実際、国によって、認識している色の数は違うようで、 8色:アフリカのアル部族 7色:日本・韓国・オランダ 6色:アメリカ・イギリス 5色:フランス・ドイツ・中国・メキシコ 4色:ロシア・東南アジア諸国 3色:台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族 2色:南アジアのバイガ族・アフリカのバサ語族 らしい。 2色っていうのもすごいけど(笑) そうなんです。 実は、ぼくたちの認識は、 言葉によって固定されている。 固定されているから、理解しあえるし、共通の認識がもてる。 藍色も、「藍」という言葉を当てはめることで、固定できたわけです。 一方、固定してしまうことで発想を制限してしまうこともある。 虹の色は、本来「無数にある」から。 そう考えると、言葉をつくることで、 人間は、良いも悪いも、自分たちの世界観を固めていたのですね。 1人が、一生に発することのできる言葉は限られています。 1つひとつをていねいに発したいと思います。 言葉の数については、こちらの記事もどうぞ。