虹は七色?それとも? 認識は言葉が固める

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
虹は何色ですか?
普通は、7色と答える方が多いかもしれません。
順番にあげられますか?
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。
青と藍色の区別がないと、6色となってしまいます。
実際、国によって、認識している色の数は違うようで、
8色:アフリカのアル部族
7色:日本・韓国・オランダ
6色:アメリカ・イギリス
5色:フランス・ドイツ・中国・メキシコ
4色:ロシア・東南アジア諸国
3色:台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族
2色:南アジアのバイガ族・アフリカのバサ語族
7色:日本・韓国・オランダ
6色:アメリカ・イギリス
5色:フランス・ドイツ・中国・メキシコ
4色:ロシア・東南アジア諸国
3色:台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族
2色:南アジアのバイガ族・アフリカのバサ語族
らしい。
2色っていうのもすごいけど(笑)
そうなんです。
実は、ぼくたちの認識は、
言葉によって固定されている。
固定されているから、理解しあえるし、共通の認識がもてる。
藍色も、「藍」という言葉を当てはめることで、固定できたわけです。
一方、固定してしまうことで発想を制限してしまうこともある。
虹の色は、本来「無数にある」から。
そう考えると、言葉をつくることで、
人間は、良いも悪いも、自分たちの世界観を固めていたのですね。
1人が、一生に発することのできる言葉は限られています。
1つひとつをていねいに発したいと思います。
言葉の数については、こちらの記事もどうぞ。
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経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
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