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虹は七色?それとも? 認識は言葉が固める

  
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虹は七色?それとも? 認識は言葉が固める

虹は何色ですか?

普通は、7色と答える方が多いかもしれません。

順番にあげられますか?

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。

青と藍色の区別がないと、6色となってしまいます。

実際、国によって、認識している色の数は違うようで、

8色:アフリカのアル部族
7色:日本・韓国・オランダ
6色:アメリカ・イギリス
5色:フランス・ドイツ・中国・メキシコ
4色:ロシア・東南アジア諸国
3色:台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族
2色:南アジアのバイガ族・アフリカのバサ語族

らしい。
2色っていうのもすごいけど(笑)

そうなんです。
実は、ぼくたちの認識は、

言葉によって固定されている。

固定されているから、理解しあえるし、共通の認識がもてる。
藍色も、「藍」という言葉を当てはめることで、固定できたわけです。

一方、固定してしまうことで発想を制限してしまうこともある。
虹の色は、本来「無数にある」から。

そう考えると、言葉をつくることで、
人間は、良いも悪いも、自分たちの世界観を固めていたのですね。

1人が、一生に発することのできる言葉は限られています。
1つひとつをていねいに発したいと思います。

言葉の数については、こちらの記事もどうぞ。

 

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