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(音楽談義)研修と音楽の共通点、心をつなぐ役割を自覚しました

  
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(音楽談義)研修と音楽の共通点、心をつなぐ役割を自覚しました

数年ぶりにあった友人に会いました。
音楽談義に花が咲きました。

帰り際に

「今度の日曜日にコンサートをやるんです」

控えめに、ふと語ってくれました。
キーボードとして2曲だけ友情出演すると言います。

もっと早く言ってよ!

彼の名は、安達充(あだちつとむ)。

業界の方はご存じかもしれません。
本気の朝礼で有名な「てっぺん」という焼き鳥屋さん。
そこで出している、ドキュメントDVDの音楽を制作して
一躍有名になりました。

音をストーリーにのせる!
音でストーリーを語る!

という点で、彼の右に出るものはいません。

ふだんは、こうした動画ストーリーの音楽をつけたり
1人ひとりのオリジナル曲を制作したり
1人ひとりが、自分の曲をつくれるように支援したり
といった、ユニークな活動をしています。

その彼が、2曲だけ友情出演すると言います。

そのコンサートが、
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「小澤綾子さんの夢コンサート~希望の虹~」
2019年3月10日(日)14:30~全電通労働会館(東京お茶の水)
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でありました。

小澤綾子さんは、色々な方の思いを引き継いで歌っています。

「嬉し涙が止まらない」。

この曲は、新聞にも多数とりあげられ、小澤さんの活動が有名になった曲です。

こちらの曲は、栄次さんという方がつくったもの。
栄次さんとの出会いは数年前、
「あなたに歌って欲しい」と、曲を手渡した英次さんは、
何と2か月後に亡くなってしまいます。
栄次さんは、進行性難病、筋ジストロフィーだったのです。

では、なぜ彼女に、曲を託したかというと、

実は、小澤綾子さん自身が、筋ジストロフィーだから。

彼女は言います。
「栄次さんとの約束を果たせなかった悔しさ、同じ病気の自分も栄次さんのように終わりが来る悲しみで、また絶望の淵に立ちました」
それは、大変なショックだったと思います。

しかし、彼女は、
「生きている私が栄次さんの想いを叶えなくてはいけない」
そう思い直し、
「栄次さんのためにも、託された歌を多くの人に聞いてもらいたい」
「障害・病気を持つ人のことをもっと世の中に知ってほしい」
という新しい夢をもつことになりました。

本人でないと、本当に気持ちはわかりません。
でも、自分だったらどうなんだろうと考えました。

そんな彼女の曲を支援したのが、先日お会いした、安達充さんだったんです。
彼と話していると、
「研修と音楽は共通だなあ」
「両者とも、心をつなぐものなんだなあ」
を自分の役割をますます自覚しました。

これからも、学びを続けたいと思いました。

そして、最後に、彼からこんな話を。

音楽でも何でも、よいコミュニケーションの要素は3つ。それは、
・メロディー
・リズム
・ハーモニー

言われてみれば、そんな気もします

・メロディー 研修講師なら、声の抑揚
・リズム 研修講師なら、間
で、ハーモニーに相当するのは、何でしょう?
それは、
・ハーモニー BGM
だそうです。
なるほど、納得。
ライブ講師(R)実践会や自分の研修では当たり前のように、BGMを活用していますが、まだまだ研修全体としては少ないようです。研修の場面で、そのときの情感にあったBGMを流す効果ははかりしれません。

まだまだ、音楽談義は続きそうです。

 

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