【資料】組織開発の手法 演じることで気づく(モレノとパールズ) 2021 04/26 Updated 2021.11.23 2021 04/26 Published 2021.04.26 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【資料】組織開発の手法 演じることで気づく(モレノとパールズ) Tera B! リンクをコピーする 組織開発を進める際に、必ず用いられる手法。 それが、演じること。 通常の研修でも、ロールプレイングはたくさん活用されている。 そして、ぼく自身は、ロールプレイングを、大きく2つに分類している。 (1)演じることで、気づきを得る (2)演じることで、行動を身につける うまい人のやり方をみて真似するのは、(2)である。 ここでとりあげるのは、(1)の方。 実際、感情を発露させて演じることで、気づきをえる モレノの「サイコドラマ」 もう1つイスを用意して、そこにあたかも相手が座っているように話しかける パールズの「エンプティー・チェア」(ポジション・チェンジ) いずれも、役になりきることで、その人の気持ちを理解するものだ。 コーチングやカウンセラー、プロセスコンサルタントであれば、一度は体験していることだろう。 NLPやその後の、ワークショップにも大きな影響を与えている。 ここでしっかり理解しておきたいことは、次の3点。 「組織開発の探求」では、ワーク(実習)の目的を3種類に分けて整理している。 ①個人の変化をうながす ②関係性の変化をうながす ③相互援助の場をつくる これって、研修を設計するときにいつも考えていることですね。 1つのワーク(実習)で、どれを主にねらうのか。どんな複合的な効果を狙うのか。 ぼく自身は、①が起きて、②が起きて、③が生まれる。 そんな流れが理想だと思っているのですが。 そうじゃない流れもあるよね。