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春分の日は決まっていない?どんなルールで決まるかご存じでしたか?(3月20日)

  
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春分の日は決まっていない?どんなルールで決まるかご存じでしたか?(3月2...

●今日の「クイズ」は・・・
春分の日って、必ず3月20日だと思っていたら、、、
21日のこともあるんですよね。
どうしてでしょう?

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●答え
調べてみました。
春分とは、そもそも「昼夜の長さがほぼ同じになる」日。
太陽が春分点を通過した「瞬間」を、「春分」と言います。

さて、地球が太陽のまわりを回る(公転)日数は、365日ちょうどではないんですね。
365.24219日。
時間に直すと365日と6時間くらい端数がある。
そう、結構、差があるんです。
それを、4年に1度のうるう年で調整するわけです。

実は、春分もこの影響を受けているようです。
例えば、1996年の「春分」(瞬間)は、3月20日の17時3分でした。
翌年の1997年は、その約6時間後の3月20日の22時55分になりました。
このように、「春分」は、6時間ずつずれていきますが、うるう年で一度戻ります。
そのため、結局「20日」か「21日」をいったりきたりしているわけです

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●このお話、どう「いかし」ますか?

結構ややこしいですね。

そして、調べてみると、どんどん疑問が出てきます。

例えば、「うるう」って、そもそもどうしてこんな呼び方をするのか?

またまた、調べてみました。
感じで示すと、「うるう」=「閏」

「閏」という字は、「王」が「門」の中に居る状態を示します。

中国では、太陰暦(旧暦)を採用していて、もともと「閏月」があったそうです。
そして、その月は、王は門から出ずに、政務を行わないことが習わしだったらしい。

だから「閏」。
まず、漢字が先にありました。

そして、日本では「うるおう」を表現する「潤う」という文字と「閏」が似ているので、「閏」を「うるう」と表現するようになったそうです。

こんな感じで、知識を関連させていく。
これって、講師のトレーニングにぴったりですよ。

 

 

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