【書籍】「両利きの経営」(オライリー&タッシュマン著)東洋経済新報社 2020 02/11 Updated 2021.12.23 2020 02/11 Published 2020.02.11 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【書籍】「両利きの経営」(オライリー&タッシュマン著)東洋経済新報社 Tera B! リンクをコピーする 「両利きの経営」とは? 「探索」と「深化」を同時に行う経営のこと。 アマゾンはこちら 探索……既存の認知の範囲を超えて、遠くに認知を広げていこうとする行為 + 深化……自社の持つ一定分野の知を継続して深掘りし、磨き込んでいく行為 この「両利き」こそがイノベーションを起こすポイントだと主張している本です。 経営について学んでいる方なら一読の価値があります。 というのも、全編、実例ケースがもりだくさんだからです。 イメージとしては、「エクセレントカンパニー」のような本といえばいいでしょうか。 成功の奥義を知りたい! それは、みんなの願望ですよね。 たった1つの正解は、自分自身で見つけるしかありませんが、この本は、そのための参考には大いに役立つと思います。 ドラッカーさんの言葉や、「イノベーションのジレンマ」の話もたくさんちりばめられていて、経営学をかじったことのある方には、とっても読みやすい本だと思います。 チャールズ・A・オライリー スタンフォード大学経営大学院教授 カリフォルニア大学バークレー校で情報システム学の修士号、組織行動論の博士号を取得。同校教授、ハーバード・ビジネススクールやコロンビア・ビジネススクールの客員教授などを経て現職。専門はリーダーシップ、組織文化、人事マネジメント、イノベーションなど。スタンフォード大学のティーチングアワードやアカデミー・オブ・マネジメント生涯功労賞などを受賞。また、ボストンのコンサルティング会社、チェンジロジックの共同創業者であり、欧米やアジアの幅広い企業向けにコンサルティング活動やマネジメント研修(破壊に対応するための企業変革や組織刷新、リーダーシップなどのプログラム)に従事してきた。スタンフォード大学のSEP(エグゼクティブ・プログラム)でも教鞭を執る。主な著書にWinning Through Innovation(邦訳『競争優位のイノベーション』ダイヤモンド社)、Hidden Value(邦訳『隠れた人材価値』翔泳社)などのほか、論文や記事の執筆も多数。