人身売買禁止令 盲点「人間って奴は意外に！」（１２月２２日）
●今日の「クイズ」は・・・
慶長十四年（１６１９年）１２月２２日。
江戸幕府が「人身売買禁止令」を発布。
さて、その効果は？
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●答え
実は、真の解放にはつながらなかったらしい。
というのも、
「人身売買禁止令」は何度も出されているんです。
例えば、
天正十五年（1587年）6月18日
豊臣秀吉が日本人を奴隷として海外へ売る事を禁止
天正十八年（1590年）4月27日
秀吉が上杉景勝らの人身売買を禁止
慶長十四年（1619年）12月22日
江戸幕府が12箇条の「人身売買禁止令」を発布
寛永三年（1626年）4月27日
江戸幕府が人身売買を禁止
さらに、
明治五年（1872年）10月2日
明治政府による芸妓・娼妓・奉公人の人身売買の禁止、年季奉公の制限と前借金の無効宣言した娼妓解放令が布告。
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●このお話、どう「いかし」ますか？
♪ふるさとまとめて花いちもんめ
あの子がほしい あの子じゃわからん…♪
今でこそ、日本では見られなくなったものの、世界では、まだ、そんな国もあることを直視しないといけないと思いました。
「一家全員が飢えて死ぬよりは…」
お金がすべてではありませんが、お金がないとつらいのです。
アメリカだった奴隷解放して、まだ日が浅い。
今は、人権問題とか多様性とか色々議論されているけれど、
少し前まではこんなものだったのですよね。人間は。
今でも、独裁国家もあるし。
平和ぼけにならないよう、現実を、いつも心にとどめたいと思います。
