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リフレーミング~眼鏡を代える(ビジネスキーワード)

  
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リフレーミング~眼鏡を代える(ビジネスキーワード)

定 義

リフレーミングとは、物事や出来事、状況などを別の視点からとらえ直すこと。

「フレーム」というのが、心理学の専門用語です。
一般的には「枠組み」ということなのですが、心理学では、人が物事などをとらえるときの「視点」「前提」といった意味で使われています。

リ =もう一度
フレーミング =捉え方を変えてみる
ということです。

 

有名な例え話

「コップに水が半分入っている」という状況を

「コップに水が半分しか入っていない」ととらえるか
「コップに水が半分も入っている」ととらえるか

という例があります。

同じ状況をみても、それぞれの捉え方によって意味づけが変わります。

そして、それを、意図的に行えるのが「人間」のすばらしいところだと思います。

たとえば、どんな逆境でもポジティブに捉えることもできる
~「生きてるだけで丸儲け」とか
どんなに成功しても、奢らないでいられる
~「成功は、自分ひとりの努力によるものだと主張することは 浅はかで傲慢なことだ」(ウォルトディズニー)
と考えられるのは、意図的に状況をリフレーミングする力をもっている証拠ですね。

こうした分野をとりあげるのは「認知心理学」の領域。
ぼくが学生時代に学んだ「人間工学」でも似た様な分野がありました(アフォーダンス)。

 

リフレーミング能力を高める

リフレーミング能力を高めるには、ぼくは3つの習慣があると考えています。

(1)日頃からリフレーミングの名言やケースにあたる

(斎藤ひとりさんのお話)
行きがけに下駄の鼻緒が切れた。昔の人は「よくないことが起こる」と言っていた。
でもね。出かけてから切れるよりよっぽどいい。ついてる、ついてる。

(2)日頃から錯視にあたる。

https://www.psy.ritsumei.ac.jp/akitaoka/catalog.html

(3)日頃から大喜利力を高める

(クイズ)「こんな家に住んでいる奴は、こんな奴だ」ってどんな奴?
(回答例)インテリアとして流木を飾っている人は、十六穀米しか食べない。
(「この本のタイトルを考えてください」俺スナ著 総合法令より)

いかがでしょうか。

リフレーミング力(リフレーミングできる能力)は、講師としても最重要能力の1つだと思います。

ぜひ、お互い学びを深めましょう。

 

上記のスライドをパワーポイントの形式でご提供しています。ご活用下さい。

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