【書籍】デジタルビジネスモデル(ウエィル&ウォーナー)日経ビジネス人文庫 2023 02/03 Published 2023.02.03 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【書籍】デジタルビジネスモデル(ウエィル&ウォーナー)日経ビジネス人文庫 Tera B! リンクをコピーする アマゾンはこちらから ビジネスモデル本はいくつかあるけれど、これは、デジタルビジネスのモデルが,今のモデルとどう違うのかを体系化しようとしている本。 成功モデルを、4つに分類している。 もっと簡単に言うと、2つ。 (1)旧 材料>仕掛品>製品 販売という、一本道、昔ながらのバリューチェーンモデル (2)新 さまざまな要素がネットワークでつながって利益をあげる、エコシステムモデル この2つをイメージするだけでもいいかと思います。 「プロセス」のカタチがそれぞれ違う。 こうした整理で、ビジネスをイメージしておくものよいかもしれません。 以下書籍案内より ■あなたの会社はどのようなデジタルトランスフォーメーションをどのように目指せばよいのか? 6つの問いを自社にあてはめて考えながら読み進めるうち、デジタル化の成功モデル4類型のどれを目標とすべきかがわかる。斯界の大御所でMITの教授を務める著者が、豊富な企業事例に基づき、一般向けにわかりやすく解説。 ■6つの質問 1.脅威:あなたの会社のビジネスモデルに対して、デジタル化がもたらす脅威はどれほど大きいか? 2.モデル:あなたの会社の未来には、どのビジネスモデルがふさわしいか? 3.競争優位:あなたの会社の競争優位は何か? 4.コネクティビティ:「デバイスやヒトとつながって(コネクトして)学びを得る」ために、モバイル技術やIoTをどのように使いこなすか? 5.能力:将来のためのオプションに投資するとともに、必要な組織変革の準備をしているか? 6.リーダーシップ:変革を起こすために、すべての階層にリーダーとなる人材がいるか? ■デジタルビジネスモデルの成功モデルをフレームワークによって4つの類型に分けると以下の通り。 1.サプライヤー:他の企業を通じて販売する生産者(例:代理店経由の保険会社、小売店経由の家電メーカー、ブローカー経由の投資信託) 2.オムニチャネル:ライフイベントに対応するための、製品やチャネルを越えた顧客体験を創り出す統合されたバリューチェーン(例:銀行、小売、エネルギー企業) 3.モジュラープロデューサー:プラグ・アンド・プレイの製品やサービスのプロバイダー(例:ペイパル、カベッジ) 4.エコシステムドライバー:エコシステムの統括者。企業、デバイス、顧客の協調的ネットワークを形成して、参加者すべてに対して価値を創出する。特定領域(例えばショッピングなど)において多くの顧客が目指す場所であり、補完的サービスや、時にはライバル企業の製品も含め、よりすばらしい顧客サービスを保証する(例:アマゾン、フィデリティ、ウィーチャット) ■エトナ、アマゾン、BBVA、オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)、DBS銀行、ダンキンドーナツ、フィデリティ、ガランティ銀行、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ペイパル、P&G、シュナイダーエレクトリック、USAA、ウールワースなどDXの成功事例を多数紹介。 【目次】 序 章 次世代企業の構築 第1章 デジタル化がもたらす脅威と事業機会とは何か 第2章 あなたの会社の未来にふさわしいデジタル・ビジネスモデルはどれか 第3章 デジタル競争優位を生み出すものは何か 第4章 モバイルやIotを使ってどのようにつながるか 第5章 あなたの会社には自社を改革する能力があるか 第6章 あなたの会社に変革を起こすリーダーシップはあるか 終 章 本書を振り返っての整理