「盂蘭盆会」って、読めますか?(7月15日)

この記事を書いている人 - WRITER -
公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
●今日の「クイズ」は・・・
「盂蘭盆会」
うらぼんえ
読めますか?
父母や祖霊を供養したり、亡き人を偲び仏法に遇う縁とする行事
いわゆる、お盆のことです。
お盆は、7月15日?
それとも、8月15日?
どっちが正しいのでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●答え
もともと、お盆は、
7月15日でした。
ただし、旧暦の。
そして、それは、今の8月15日前後だったのです。
ところが、明治時代。
新暦(グレゴリオ暦)を採用したのですが、日付は、7月15日そのままにしました。
そのため、実質、1か月前倒しになり、梅雨の時期にシフトしてしまったたのです。
これに反発したのが、農家の人。
当時国民の8割を占めていた農家の人々は、7月15日頃は農作業の最も忙しい時期と重なるため、新暦にはなじめませんでした。
そんな経緯で、8月15日が定着したそうです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●このお話、どう「いかし」ますか?
日本人らしい、実践主義。
ほれぼれします。
宗教に厳しい民族だったら、こんなことです届くありえないかもしれませんね。
この記事を書いている人 - WRITER -
公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。