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47都道府県の生産量日本一は?(ご当地ネタで使えます)

  
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47都道府県の生産量日本一は?(ご当地ネタで使えます)

【北海道・東北】

 

ー北海道
新聞用紙の生産量日本一
北海道苫小牧市にある王子製紙苫小牧工場では、全国シェア25%の新聞用紙が製造されています。その規模は、単一生産工場としてはなんと世界一。木材が豊富な北海道ならではの産業と言えるかもしれませんね。

ー青森県
ストッキングの生産量日本一
ストッキングメーカーで有名な「アツギ(ATSUGI)」の国内唯一の工場は、青森県むつ市にあります。この工場は日本では珍しく、原料の糸を作るところから商品製作まで一貫して行われ、年間4800万足という国内トップの生産量を誇っています。

ー岩手県
漆器の生産量日本一
岩手県二戸市の浄法寺周辺では、国産の漆の約7割が生産されています。塗料である漆の樹液は、1本からたったの200gしかとれないのだとか。国内産の漆は、輸入品も含めた全体の1%しかありません。和の心でもある貴重な漆産業が長く続くことを願いたいですね。

ー宮城県
硯の生産量日本一
雄勝町では年間150万枚の硯が生産され、国内生産量の90%を誇ります。雄勝硯の歴史は約600年前まで遡り、室町時代には生産が始まっていたそうです。硯は一つ一つ硯工人が丹念に彫り上げており、品質面でも日本一と言われています。

ー秋田県
カメラ用レンズの生産量日本一
秋田県には、カメラメーカー「ニコン」の光学ガラスを製造するグループ会社があります秋田は、カメラ用レンズに使われるプリズムも、全国生産量第一位を誇っています。

ー山形県
スリッパの生産量日本一
全国生産額の4分の1のスリッパを製造しているのが、山形県河北町。河北町は、過去に卓球の世界チャンピオンが2人誕生したことでも有名です。それにちなんで、スリッパをラケットとして使った「世界スリッパ卓球大会」が毎年行われています。

ー福島県
キッチン流し台の生産量日本一
福島県での金属製流し台・調理台・ガス台の生産量は、全国シェアの23%を占め日本一。その理由は、システムキッチンを製造する「クリナップ」創業者の出身地が福島で、県内に工場の半数があるからなのです。

 

 

【関東】

 

ー茨城県
漢方薬の生産量日本一
茨城県には、漢方薬で有名な「ツムラ」の工場が稲敷郡にあり、生薬・漢方薬の全国シェアは40%以上にも上ります。茨城工場には、漢方薬記念館と薬草見本園が併設されていて、実際に薬の原料となる薬草が育てられているそうです。

ー栃木県
杉線香の生産量日本一
杉本来の香りと豊かな煙が特徴の栃木の杉線香は、現在も昔ながらの水車で杉の葉を挽いた粉が一部使われています。日光山輪王寺をはじめ、東京の西新井大師や巣鴨とげぬき地蔵尊など多くの寺院が栃木の杉線香を愛用しています。

ー群馬県
ボールペンの生産量日本一
群馬県の日本一は、2011年の出荷額が144億円を計上したボールペン。その理由は、藤岡市に「三菱鉛筆」の工場があるからです。三菱鉛筆の人気商品「ジェットストリーム」は、毎年1億本以上も売れていて、群馬県の工場でも生産されているようです。

ー埼玉県
ふとんの生産量日本一
埼玉で生産されるふとんは、全国生産量の14%を占めています。その理由は、ふとんで有名な「東京西川」の物流センターがあるからなんです。

ー千葉県
スナップボタンの生産量日本一
千葉県には、明治42年に創業した日本初のスナップボタンメーカー「丸山金属工業」があり、年間約4億個のスナップボタンが製造されています。ボタンを開け閉めするときにパチッと感じる「バネ味」の良さから、「UNIQLO」や「GAP」など世界の有名ブランドで採用されています。

ー東京都
革靴の生産量日本一
革靴の生産量や産地の規模が一番大きいのが、浅草。浅草には靴メーカーだけでなく、靴の問屋、革の販売業者、底やヒールなどの材料の販売業者、職人や加工業者、技術者を輩出する学校、そして靴の品質を調べる検査所や研究機関など、革靴の情報が全て揃っています。

ー神奈川県
シャンプー・リンスの生産量日本一
神奈川県のシャンプー・リンスの出荷額は654億円で全国の39%を占め、日本一。ちなみに、日本で初めて西洋理髪店ができたのも、神奈川県の横浜市。ヘアケアに関してゆかりのある地のようですね。

 

 

【中部】

 

ー新潟県
食卓用ナイフ・フォーク・スプーンの生産量日本一
新潟県燕市は、全国の食卓用ナイフ・フォーク・スプーンの95%が生産されている洋食器の一大産地です。新潟県にある日本金属洋食器工業組合は、「ナ・イ・フ」から「7月12日」を「洋食器の日」に設定し、地域を洋食器生産地としてアピールしています。

ー富山県
ファスナーの出荷額日本一
ファスナー生産量世界一の企業「YKK」が生産拠点を構えるのが、富山県の黒部市。市内には、YKKの歴史や技術を紹介する展示施設「YKKセンターパーク」があり、工場を巡るバスツアーやファスナー手作り体験が催されています。

ー石川県
金箔の生産量日本一
石川県金沢では、全国生産量の99%の金箔が作られています。そんな地域の特性を生かして、金沢では金のトイレ、金の畳、金箔ソフトクリーム、黄金ぜんざい・黄金くずきりなど、普段使われないところに金箔を使ったものがたくさんあるそうです。

ー福井県
メガネのフレーム生産量日本一
福井県鯖江市は、メガネフレームの国内シェアの96%、世界シェアでは高級フレームを中心に20%を誇る、100年以上続くメガネフレームの産地です。南青山にある「GLASS GALLERY 291」では、福井県産のメガネのショールームとして、常時2500枚のメガネを展示しています。

ー山梨県
ネクタイの生産量日本一
山梨県の郡内地方で生産されるネクタイ生地は、全国の約4割を占めています。山梨県絹人繊織物工業組合は、「”NO TIE, YOU DIE.”~ネクタイなしでは生きられない~」をキーワードに、ネクタイ産地としての地域をアピールしています。

ー長野県
ギターの生産量日本一
全国の約60%のギターは、長野県で製造されています。中でも有名な製造業者は、松本市にある「フジゲン」。作っている社員もギターが大好きというのが特徴なのだとか。1ヶ月に2千500本から3千本のエレキギターが「フジゲン」で製造されています。

ー岐阜県
包丁の生産量日本一
岐阜県関市は、良質の炭、清らかな水、近くの山から取れる焼刃に必要な土など、刃物作りに欠かせない好条件がそろっていたことから、産地になったとされています。県内には、世界中のナイフを集めた「ナイフ博物館」があり、全長5.1mもある巨大ナイフも展示されているのだとか。

ー静岡県
ピアノの生産量日本一
静岡県はなんと、日本で唯一のピアノ生産地。県内には5つの事業所があり、年間3万9000台のピアノが生産されています。1887年に、山葉寅楠が小学校のアメリカ製オルガンを修理したのが始まりとされており、その2年後に現在のヤマハの前身である山葉風琴製作所を設立しました。

ー愛知県
ウールの生産量日本一
愛知県西部の尾張地域は、別名「尾州」と呼ばれ、国内一のウール産地として知られています。品質の世界で3本の指に入ると評判。尾州の代表的企業である長大株式会社は、ウール100%素材を主力にして、高級オーダーメイドの紳士服地も製造しています。

 

 

【近畿】

 

ー三重県
鍵の生産量日本一
国内70%の住宅やオフィスの鍵を生産している美和ロック株式会社の工場があるのが三重県。県内の工場では、毎日25000セットの錠前が生産されており、私たちの安全な暮らしを守ってくれています。

ー滋賀県
扇骨の生産量日本一
琵琶湖に流れ込む清流安曇川流域に生えている竹を利用して作られた扇骨(=扇子の骨)の生産量は、全国の90%を占めています。この地域での扇骨作りは江戸時代から始まり、約300年の歴史を誇ります。暑さを凌ぐ丈夫な扇子があるのは、この地域のおかげですね。

ー京都府
金銀糸の生産量日本一
金銀のラメ糸の生産量が国内1位であるのが京都南部の城陽市。城陽市には、豊富な地下水があり、その湿度が金銀糸の製造にとても適していたため、名産品になりました。金糸は着物や帯に使われているイメージが強いので、京都が産地というのには納得ですね。

ー大阪府
つまようじの生産量日本一
つまようじの日本一の産地は、年間約7億本を生産する大阪府河内長野市にある広栄社。広栄社のつまようじは、二等辺三角形の三角ようじで、よく見かける中国産の丸いようじよりも歯間部にぴったりはまり、歯ぐきを刺激しながら汚れを除去するのに適しているそうです。

ー兵庫県
そろばんの生産量日本一
兵庫県小野市は、全国シェアの約70%を生産する日本一のそろばん産地。最盛期の昭和35年には、年間360万丁ものそろばんを生産していました。現在の生産量は、年間53万丁。小野市では、2007年4月から新生児に出生記念そろばんをプレゼントしているそうです。

ー奈良県
靴下の生産量日本一
奈良県広陵町では、国内シェアの約4割にあたる1億5000万足の靴下が生産されています。高い品質と技術を認められた奈良県産の靴下には、規定の商標マークをつけることができます。

ー和歌山県
ニットの生産量日本一
明治42年にスイス製編み機を5台を導入して生産が始まり、昭和28年に「ジャージ生地」と呼ばれる合繊メリヤス生地が開発されたことでニットブームを起こしました。1964年の東京オリンピックでは、このジャージ生地が日本選手に着用され名声を博しました。

 

 

【中国・四国】

 

ー鳥取県
書道用紙の生産量日本一
日本一の生産量を誇る書道用紙は、島根県の東部、青谷町と佐治村で主に生産されており、その紙は手漉き和紙の一つである「因州和紙」として伝統的工芸品にも指定されています。

ー島根県
出雲市にある「島根富士通」では、ノートパソコンのメインボードの製造から最終組立までを一貫して行っており、日本一のノートパソコン出荷台数を誇ります。

ー岡山県
学生服の生産量日本一
「トンボ」をはじめとした国内で制服を手がけているメーカーの半数以上が岡山県の企業。岡山で栽培されている綿は太くて短く、丈夫な織物に適しているため、制服にはピッタリだそうです。ジーンズの産地としても有名な岡山ですが、どちらも丈夫で長持ちすることが絶対条件ですね。

ー広島県
筆の生産量日本一
広島県熊野町には、日本の筆の生産量の8割を占める「瑞穂」の本社があります。ここで生産される熊野筆は日本の伝統工芸品であり、ヤギや馬、たぬき、鹿などの動物の毛を組み合わせて様々な種類の筆を生産しています。

ー山口県
白色大理石の生産量日本一
山口県美祢市では、全国シェアの80%以上の白色大理石が生産されています。美祢市で生産された白色大理石は、国会議事堂の一部に使われているほど、石質が良いことで知られています。

ー徳島県
LEDの生産量日本一
高輝度青色LEDが世界で初めて製品化されたのが徳島県。現在では白色LED生産量で世界一のシェアを誇るLED素子メーカーやLEDを用いた様々な応用製品を開発するメーカーが100社以上集まり、世界の白色LEDの約60%を生産している世界一のLED生産地域です。

ー香川県
手袋の生産量日本一
香川県最東部に位置する東かがわ市では、1888年から手袋の生産が行われており、120年の歴史があります。現在、全国の手袋の約90%が東かがわ製。市内にある「てぶくろ資料館」には、約30社の手袋メーカーの1万点もの商品が揃う手袋直売店があります。

ー愛媛県
タオルの生産量日本一
愛媛県では国内のタオルの半数以上を製造し、最も有名な「今治タオル」は、明治27年からの歴史を持ちます。吸水性が高いことが特徴で、タオル片を水に浮かべ、5秒以内に沈むかどうかを検査する独自の品質基準をクリアした商品のみを認定しています。

ー高知県
自動車用木製ハンドルの生産量日本一
高知県に拠点を置く、「ミクロテクノウッド」が自動車用木製ハンドルの生産量日本一を誇っています。ミクロテクノウッドは、レクサスを始めとするトヨタの高級車用にハンドルを製造しており、近年では高知県の竹を使った環境に優しいハンドルも製造しています。

 

 

【九州】

 

ー福岡県
箪笥の生産量日本一
福岡県大川市は、家具の生産量日本一としても有名ですが、その中でも大川産の桐だんすは特産工芸品に指定されるほど。引き出しの開け閉めの良さや防湿性に優れていることが特徴です。

ー佐賀県
陶磁器製置物の出荷額日本一
有田焼や伊万里焼、唐津焼で有名な佐賀県は、古くから陶磁器の産地として知られています。陶磁器が盛んに生産されるようになった理由としては、地理的に平地が多く火山が少ないために良質な陶石をたくさん採掘出来るからと言われています。

ー長崎県
船の出荷額日本一
8万トン以上の大型船を製造する国内企業6社のうち3社が長崎県を拠点にしています。江戸時代に、ヨーロッパの技術を備えた日本最初の造船所が出来て以来、長崎は日本の近代工業化に大きく貢献してきました。

ー熊本県
畳表の生産量日本一
畳表の生産量が国内の約95%を誇る熊本県。着色料を使用せず天然染土で染め上げているため、人にやさしく、安全です。現在、くまもと畳表復興支援事業として、東日本大震災の被災者を対象とした、熊本県の特産品セットがもらえる「畳がいちばんダネキャンペーン」が開催されています。

ー大分県
デジタルカメラの生産量日本一
大分県のデジタルカメラ生産量は、全国シェアの30%近くに上ると言われています。国東市にある「大分キャノン」は、「キャノン・グループ」の子会社であり、デジタルカメラの生産工場としては世界最大規模の工場。

ー宮崎県
血管用カテーテルの生産量日本一
カテーテルとは、体内に挿入して検査や治療などを行うための柔らかい細い管で、医療の現場では不可欠な製品。点滴を打つ際にも使われますね。宮崎県では、カテーテルだけでなく、医療用製品を製造する様々な企業が集積しており、日本の医療技術を支える地域であると言えます。

ー鹿児島県
配合飼料の生産量日本一
鹿児島県は、豚肉・鶏肉の生産量日本一の、全国最大級の畜産県であるため、家畜に必要な飼料が県内で多く生産されています。特に志布志市内には、配合飼料製造工場が集まっており、県内の飼料自給率は90%以上に上ります。

ー沖縄県
黒糖の生産量日本一
沖縄では、温暖な気候の中で生育するサトウキビで作られた黒砂糖の生産量が日本一。小さい島々で育つサトウキビは、地域によって味も異なり、製造される黒糖の味も異なるそうです。お菓子に使われるイメージですが、沖縄では「ラフテー」という豚の角煮を作る際にも、黒糖が使われています。

 

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