お雛祭りは、桃の節句です。ところで「節句」って?(3月3日) 2024 03/03 Updated 2024.03.02 2024 03/03 Published 2024.03.03 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする お雛祭りは、桃の節句です。ところで「節句」って?(3月3日) Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 3月3日は、お雛祭り、おひなさま。 「桃の節句」 です。 ところで、「節句」って何でしたっけ? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え ご存じの方も多いと思いますが、「節句」とは、季節の節目(ふしめ)のこと。 昔から、日本には、たくさん節目があったそうです。 四季を味わうことのできる日本人ならではという気がしますね。 その中で、幕府が公的な行事・祝日として、5つ定めたそうです。 江戸時代のことです。 それが、五節句。 桃の節句は、そのうちの1つなんです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? では、他にはどんな節句があるでしょう。 ということで調べてみると、 (五節句) 1月7日の ななくさがゆ「人日(七草がゆ)」 3月3日の もものせっく「上巳(桃の節句)」 5月5日の たんごのせっく「端午(菖蒲の節句)」 7月7日の たなばた「七夕(星祭)」 9月9日の ちょうようのせっく「重陽(菊の節句)」 桃の節句は、上巳(じょうし)の節句といわれ、今年はじめの「巳の日」。 節句は、もとはと言えば、陰陽五行からきています。 平安時代、貴族の間では、この日に陰陽師を召してお払いをさせたそうです。 植物や紙で作られる素朴な人形(ひとかた)に穢れや災いをうつして、川などに流したのです。 このカタチは、下鴨神社の「流しびな」の行事に再現されています。 日本人なので、日本の事。 もっと知っておきたいなあ。