ちょっと卑怯な?義経の話 一騎打ちの時代の終焉は「壇ノ浦の戦い」から(3月24日) 2024 03/24 Updated 2024.03.23 2024 03/24 Published 2024.03.24 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする ちょっと卑怯な?義経の話 一騎打ちの時代の終焉は「壇ノ浦の戦い」から(3... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1185年3月24日、壇ノ浦で、源義経率いる源氏軍が、平家軍を破り、平家一門は滅亡しました。 これが有名な「壇ノ浦の戦い」ですね。 実は、 その際の源氏軍の行動が、ちょっと卑怯? 当時の歴史書では、かなりバッシングされています。 さて、それはどうしでしょうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え この時代、武将同士の戦いは、「正々堂々」がよしとされていました。 「大将同士の一騎討ち」などは、その典型です。 しかし、義経は、このとき戦船の漕ぎ手を狙ったのです。 これは当時の常道を反するもので、実際、味方からも批判の声が強かったそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? 壇ノ浦の戦い。 これは、鎌倉時代へとうつっていく転換期です。 以降、武士が政治を行う時代となっていきます。 そして、これ以降の戦いは、策略が当たり前になっていくのです。 楠木正成や大田道灌などが、当たり前のように伏兵などを仕込み、謀略を駆使して戦う時代へ入っていきました。 あれ?「武士道」っていう言葉はどうしたの? それは、もっと後の江戸時代のことなのです。 勝てば官軍。 ルールは勝者がつくる。 歴史も勝者がつくる。