門外漢の哲学7:アリストテレスさん(BC384~BC322)「形相」 「質料」 「目的」「作用」 4因説 2024 06/25 Published 2024.06.25 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 門外漢の哲学7:アリストテレスさん(BC384~BC322)「形相」 「... Tera B! リンクをコピーする (門外漢の哲学) 今日の哲学者さんは、 アリストテレスさん。 (BC384~BC322) 彼がとなえた、「4因説」をみておきましょう。 アリストさんは言いました。 「あらゆるものは、要因をもって存在する」 もともと、哲学では「在る」とは何か? が大きなテーマですよね。 それに対して、アリストさんは「この4つで説明できるよ」と言ったわけです。 ア「形相因」カタチ(外形) イ「質料因」材料(内容物) ウ「目的因」存在目的 エ「作用因」創られた過程 車でいえば、それは、 ア「形相因」 車のカタチをしたもの であり、 イ「質料因」 金属でできているもの であり、 ウ「目的因」 移動するためのもの であり、 エ「作用因」 工場でつくられたもの というわけです。 よく「目的論」と「原因論」という言われ方をしますが、 それって、ウ、と、エに近い概念ですよね。 人は、大昔からこういうことを考えていたんですね。 やっぱりすごいぞ。