ナイロンはブランド名。しかしそれを登録商標としなかった理由は(2月28日)

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
●今日の「クイズ」は・・・
1935年の今日、2月28日。
アメリカ・デュポン社の、ウォーレス・カロザースが、新しい繊維を開発。
大いに期待をかけて、わざわざ、「命名特別委員会」を設置したそうです。
350のアイデアがあって、その中には、デラウエアなんていうのものあったそうです。
で、
結局、何に決まったのでしょう。
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●答え
ナイロン
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●このお話、どう「いかし」ますか?
では、その意味は?
「伝線(run)しない」という意味の「norun」から、「nylon」に決定したそうです。
そして、
ここからが戦略的判断。
この「ナイロン」という言葉を、商標にしなかった。
一般名称として普及されることを優先したのです。
素晴らしいですね。
同じことは、キング・シーヒーの「サーモス (魔法瓶)」、バイエルの「アスピリン」などにも見られます。
ただ、この判断。
むずかしいですね。
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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
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