幼稚園児の推移は、1978年をピークに一貫して減少 保育園児は盛り返し? 2019 11/14 Published 2019.11.14 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 幼稚園児の推移は、1978年をピークに一貫して減少 保育園児は盛り返し? Tera B! リンクをコピーする 文部科学省が毎年実施している調査 「学校基本調査」 幼稚園児などの動向をみてみると、1978年、250万人をピークに一貫して減少している。 2018年度は、121万人と半分以下である。 日本の人口が減少中であることは理解しているつもりだが、こうして、ピンポイントでみていくと、それをとても実感する。 保育園のデータが無いのは、幼稚園が「教育施設」(文部科学省)であるのに対し、保育園は「児童福祉施設」(厚生労働省)であるからだ。 お役所の方々は、これらをあわせて議論することがあるのだろうか。 ちなみに、保育園児数は次の通り。 昭和55年(1980年)の、200万人をピークに減少してきていたが、平成7年(1995年)をボトムに増加に転じている。 平成15年(2013年)で、205万人。その後、平成30年(2018年)には、261万人に達している。 自分(50歳代のおっさん)の頃は、幼稚園に通っている子の方が多かったが、今や、 幼稚園児 121万人、保育園児 261万人の時代なんですね。 女性の社会進出に伴う変化といえるのかもしれないけれど、否応なしに、子供を預けて働かなければならない状況なのだとしたら、ちょっと嫌だ。 いずれにせよ、次の日本を背負って立つ世代。頑張ってほしい。