【1月7日】「人日」の節句 七草粥の秘密を知ると、ちょっとビックリです 2025 01/07 Updated 2025.01.03 2025 01/07 Published 2025.01.07 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【1月7日】「人日」の節句 七草粥の秘密を知ると、ちょっとビックリです Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1月7日は「七草粥」の日。 「芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏(ほとけ)の座 菘(すずな)(カブ)、蘿蔔(すずしろ)(ダイコン) 春の七草」 丸暗記のように覚えた記憶があります。 で、どうして「七種」なの? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え この日は、もともと「処刑しない」日でした。 その内容が転じて「身体をいたわる」日になって、健康に良いものを食べる日となりました。 って、いつの話かというと、中国の漢の時代。 今日は、もともと「人日の節句」と言われる日でした。 正月元日を鶏の日、 2日を狗の日、 3日を猪の日、 4日を羊の日、 5日を牛の日、 6日を馬の日とし、 漢の国では、それぞれの日には、それぞれの動物を殺さないようにしていたそうです。 そして、 7日目の今日は「人の日」。 人を食べない(笑) ではなくて、 犯罪者に対する処刑を行わないようにしていたらしい。 だから、今日は「処刑しない」日なんです。 それが、唐の時代になると、 「人日の日」には、七種類の野菜を入れた汁物を食べて、無病息災を祈るようになった。 「処刑しない」日が、「身体をいたわる」日に転じました。 「七草粥」で「人」の体を身体をいたわる。 そんな流れで、七草粥の日が生まれたそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? では、日本ではどうだったのか。 七草粥が広がったのは、江戸時代に入ってからだそうです。 イベントとしては、だいぶたってからなのですね。 「処刑しない」から「体をいたわる」へ。 マイナスになってから手を打つのではなく、あらかじめ未然防止で対応する。 いい話じゃないですか(笑) それにしても、「鶏、狗、猪、羊、牛、馬、人」の順番って何が意味があるのかな? スライドPPT(実践会会員限定) 上記のスライドをパワーポイントの形式でご提供しています。ご活用下さい。