【1月7日】「人日」の節句 七草粥の秘密を知ると、ちょっとビックリです 2024 01/07 Updated 2024.01.04 2024 01/07 Published 2024.01.07 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【1月7日】「人日」の節句 七草粥の秘密を知ると、ちょっとビックリです Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1月7日は「七草粥」の日。 「芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏(ほとけ)の座 菘(すずな)(カブ)、蘿蔔(すずしろ)(ダイコン) 春の七草」 丸暗記のように覚えた記憶があります。 で、どうして「七種」なの? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え 今日は、「人日の節句」。 七草は、古来中国、漢の時代の風習が関係しているようです。 正月元日を鶏の日、 2日を狗の日、 3日を猪の日、 4日を羊の日、 5日を牛の日、 6日を馬の日とし、 漢の国では、それぞれの日には、それぞれの動物を殺さないようにしていた。 そして、 7日目を人の日としたのですね。 人を食べない(笑) ではなくて、 犯罪者に対する処刑を行わないようにしていたらしい。 それが、唐の時代になると、 「人日の日」には、七種類の野菜を入れた汁物を食べて、無病息災を祈るようになったそうです。 結局、喰うんじゃん(笑) いやいや、 「七草粥」で身体をいたわる。 もともと、「処刑しない」が、「身体をいたわる」になったという流れが面白い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? 日本で、七草粥が広がったのは、江戸時代に入ってからだそうです。 この話。 マイナスを行わない! から、プラスを増やす! という話に使えるなあと思いました。 病気を治すのは大切。でも、病気にならないようにするのも大切。 マイナスになってから手を打つのではなく、あらかじめ「未然防止」 しっかり先回りして対策を練る。 これ、大切ですよね。