(絵本)うるうのもり
大好きな絵本の1つ。
「うるうのもり」(小林 賢太郎)講談社
「あの森に行ってはいけません」
こうした先生のことばから、はじまる物語。
10才の「僕」が体験する異次元の世界は、まさに、演劇的です。
著者の小林賢太郎さんは、絵本作家ではなくて、
本業は、劇作家であり、パフォーマー。
「うるうのもり」も演劇として発表された作品なんです。
うるう年にしか公演されないというのもカッコイイ。
何より、僕と「うるう」が出会い、そこに流れる孤独感と誇り、そして、心のつながりが素敵です。
こうした、世界観を伝えられるのはすごいなあ。
演劇でも。
絵本でも。
こうした、すばらしい作品に出会うたびに、
「自分は、講師として、研修中にどんな世界観を伝えられているんだろうか」
と考えます。
もう一度、「世界観」について考えてみたくなりました。