世界最古の独立国の歴史「昭和」という時代（４月２９日）

●今日の「クイズ」は・・・

今日は「昭和の日」です。

昭和の時代は、天皇誕生日といわれていました。。

さて、ここで、天皇陛下の呼び方について確認しておきましょう。

実は、一定のルールがあるんです。

亡くなられてはじめて、「昭和天皇」という「元号天皇」になります。

だから、存命中は決して「昭和天皇」とは言わなかったんです。

そのため、上皇様は、平成天皇とは呼ばず、明仁（あきひと）上皇陛下と呼ぶんですね。

さて、ここからが問題です。

現在の天皇、徳仁（なるひと）天皇は、何代目の天皇陛下でしょうか。

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●答え
１２６代目。

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●このお話、どう「いかし」ますか？

いかがでしょう。

１２６代目って、すごくないですか。

実は、日本。
現存する中で、世界一、歴史のある国なんです。

世界最古の独立国なのです。

アメリカＣＩＡの公式調査でも、そう言われています。
Japan 660 B.C. (traditional founding by Emperor JIMMU)

たとえば、中国は４０００年の歴史とはいうものの、その間、国はどんどん変わっています。

日本にも戦国時代があり、実質の権力は移り変わっていますが、象徴としての天皇はいつの時代も同じ。
日本は、天皇によって引きつがれている、めずらしい国なんです。

実権は別にあっても、征夷大将軍という名称を天皇から許可してもらって統治する。

このカタチに、「日本らしさ」があるのかもしれません。

さて、今の天皇は、１２６代目。そこで、ちょっと疑問がわきます。
代々の財産はどう引き継がれるのか。

三種の神器には、相続税、贈与税がかからないのか？

さて、どう思います？

陛下が崩御なされた際、「相続」として受け継がれますが、しっかり規程があるのです。
相続税法１２条では、皇位継承で皇嗣が受けたものは非課税となると定められています。

しかし、贈与税に関しては別でした！
存命中の天皇が退位して引き継ぐ場合の法律上の規定はなかったのです。

生前退位では、相続ではなく贈与になってしまうため、贈与税が発生します。

しかし、それでは困りますよね(笑)

そこで、特例法で贈与税も非課税にすることが決まったのが、平成29年6月9日。
仮に、特例法がなければ、三種の神器には贈与税がかかっていたわけです。
その場合、いくらと試算されたのでしょうね。

【ご参考】昭和の出来事