VHSとベータの競争 デファクトを目指す戦いは昔からあった(5月10日) 2024 05/10 Published 2024.05.10 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする VHSとベータの競争 デファクトを目指す戦いは昔からあった(5月10日) Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 若い方はご存じないでしょう。 今は、ブルーレイディスク。 その前は、DVD。 その前には、ビデオテープというのがあったのです。 これからは、データ配信になってしまうと、 いわゆる「モノ」としても媒体は、個人の家からは消えてしまうかもしれませんね。 そして、5月10日は、 ビデオテープの形式の1つ「ベータ」が登場した日なんです。 1975年です。 で、何それ? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え ベータマックス(βマックス、Betamax) ソニーが中心に普及させた規格で、1975年5月10日に発売されたものです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? VHS vs ベータ 昔よく話題になりました。 今だったら何だろう? DOCOMO vs au vs softbank かな? 楽天も参入しましたしね。 VHSは、松下電器(パナソニック)他の家電メーカー ベータは、ソニー他 日本の家電メーカーを二分するカタチで、ビデオテープの規格が進行しました。 レンタルビデオ屋さんにいくと、同じ映画のビデオが2形式。 VHS版と ベータ版。 同じコンテンツで、2種類の在庫が並んでいました。 レンタル屋さんも大変ですね。 そして、 結果としては、VHSが残った。ぺータの方が小さいし、性能的にはよかったのに。 では、なぜ、VHSだったのか。 いろいろ原因はあるようですが、一番は、標準録画時間が、 ベータ=1時間 VHS=2時間 だったこと。 カセットテープのイメージからいえば、1時間でよかった。 それの方が小さくできたし。 しかし、ビデオの普及は映画コンテンツ。 当初のベータでは収まりきれなかった あなたのビジネスで、こういう状況になってしまっているものはありませんか。 こちらが想定してる領域での品質で買ってはいるが、お客様が望んでいる、あるいは、時流が求めている点からみると、負けているもの。 たくさんのことが、学べそうですね。