VHSとベータの競争 デファクトを目指す戦いは昔からあった(5月10日)
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VHSとベータの競争 デファクトを目指す戦いは昔からあった(5月10日)
●今日の「クイズ」は・・・
若い方はご存じないでしょう。
今は、ブルーレイディスク。
その前は、DVD。
その前には、ビデオテープというのがあったのです。
これからは、データ配信になってしまうと、
いわゆる「モノ」としても媒体は、個人の家からは消えてしまうかもしれませんね。
そして、5月10日は、
ビデオテープの形式の1つ「ベータ」が登場した日なんです。
1975年です。
で、何それ?
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●答え
ベータマックス(βマックス、Betamax)
ソニーが中心に普及させた規格で、1975年5月10日に発売されたものです。
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●このお話、どう「いかし」ますか?
VHS vs ベータ
昔よく話題になりました。
今だったら何だろう?
DOCOMO vs au vs softbank
かな?
楽天も参入しましたしね。
VHSは、松下電器(パナソニック)他の家電メーカー
ベータは、ソニー他
日本の家電メーカーを二分するカタチで、ビデオテープの規格が進行しました。
レンタルビデオ屋さんにいくと、同じ映画のビデオが2形式。
VHS版と
ベータ版。
同じコンテンツで、2種類の在庫が並んでいました。
レンタル屋さんも大変ですね。
そして、
結果としては、VHSが残った。ぺータの方が小さいし、性能的にはよかったのに。
では、なぜ、VHSだったのか。
いろいろ原因はあるようですが、一番は、標準録画時間が、
ベータ=1時間
VHS=2時間
だったこと。
カセットテープのイメージからいえば、1時間でよかった。
それの方が小さくできたし。
しかし、ビデオの普及は映画コンテンツ。
当初のベータでは収まりきれなかった
あなたのビジネスで、こういう状況になってしまっているものはありませんか。
こちらが想定してる領域での品質で買ってはいるが、お客様が望んでいる、あるいは、時流が求めている点からみると、負けているもの。
たくさんのことが、学べそうですね。