720万ドルの買い物をした日、それが今日なんです(10月18日) 2024 10/18 Updated 2024.10.17 2024 10/18 Published 2024.10.18 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 720万ドルの買い物をした日、それが今日なんです(10月18日) Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1867年10月18日。 ロシアからアメリカが、買ったものがある。 720万ドルだったそうです。 それは何でしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え アラスカ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? ロシア人は、18世紀末から狩猟や交易のため、北米大陸に進出していたそうです。 なんと、一部はカリフォルニア州にまで達していたらしい。 しかし、その後、クリミア戦争によりて経済的に疲弊したロシアが、アラスカをアメリカに売却しました。 ところで、「所有権」と「領有権」の違いって考えたことはあるでしょうか。 たとえば、 中国が、尖閣の所有権を地権者から購入したとします。 本来、尖閣は日本領です。 この場合、どうなるのか? 所有権 =民法上の話 領有権 =憲法上の話 憲法の上に民法が乗っかっているため、領有権が親ガメ、所有権が子ガメとも言えるのではないでしょうか。 法律的には所有権者が変わっても、変わらない領有権(日本)の上で、所有権者名が変わるだけのようです。 逆に、親ガメの領有権がひっくり返ると、子ガメの憲法も、孫ガメの所有権もひっくり返ってしまいます(御破算になる)。 上記のアラスカ売却時は、ロシア皇帝が全てを直接支配する政治体制でした。 だから、国土を勝手に切り売りできましたが、今のロシアは、次のような憲法があります。 第4条〔連邦の主権〕 ① ロシア連邦の主権は、その全領土に及ぶ。 ② ロシア連邦憲法および連邦法律は、ロシア連邦の全領域における最高法規である。 ③ ロシア連邦は、その領土の保全および不可侵を保障する。 だから、簡単に売るということはできないでしょうね。