ピアノ調律師は何人いるか?さあ考えよう!フェルミ推定について理解しよう(11月28日) 2024 11/28 Updated 2024.11.27 2024 11/28 Published 2024.11.28 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする ピアノ調律師は何人いるか?さあ考えよう!フェルミ推定について理解しよう(... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 11月28日は、エンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)の命日です(1954年11月28日没)。 ご存じの方も多いかもしれませんが、例の問題です。 「アメリカのシカゴには何人のピアノの調律師がいるか?」 さ~、考えて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え シカゴの人口は300万人とする 世帯あたりの人数3人とする 10世帯に1台の割合でピアノを保有している ピアノ1台の調律は平均して年1回行う 調律師が1日に調律するピアノの台数は3つ 週休2日とし、調律師は年間に250日働く そして、これらの仮定から、 300万÷3÷10=10万台のピアノ。 10万回の調律 1人の調律師は、250×3=750台調律する。 だから、 10万÷750=130人 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? こんなアプローチ、「フェルミ推定」と言いますよね。 そう、今日11月28日は、エンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)の命日です(1954年11月28日没)。 イタリアはローマ出身の物理学者である彼は、シカゴ大学の学生に対して、こんな問題を出していたとされています。 って、本当かな(笑) でも、「概算」の達人という話は伝わってきているようです。 例えば、原子爆弾の爆発の際、ティッシュペーパーを落とし、その動きから爆風を計算し、爆発のエネルギーを見積もったという逸話があります。 「概算」(あばうと)大切(^_^)/