(Q)チームビルディングの研修で実習(定番のタワーなどのゲーム)を活用して、そのふりかえりから学びを引き出しています。満足度も高く気づきも多いのですが、終了後のアンケートの中で「考えていることの延長線だった」という自由回答がありました。どうしたらいいでしょうか。
(A)こんな話があります。
参加者にとって知っている話をしたとしても、
普通の講師に対しては、「そんなこと知っていたよ」
尊敬する講師に対しては「私の考えはあっていた」
同じことなんですが、参加者自身の認識が違っているんですよね。。。
う~ん。ではどうしたらいいか。
答えは、尊敬されるようになるには、一朝一夕では難しいので、ライブメソッド(R)をベースに日々努力を続けることが一番です。以上!
いやいや、これでは回答になりませんね(笑)
そこで、もう1つ。
このケースのお話を聞いていたら、実習のあとのふりかえり時間があまりとれなかったようですね。
ぜひ、お願いしたいことがあります。それは、
一般的な気づきのあとに、
「今のことを、職場におきかえたら、どうなるでしょうか」
これを入れてほしい。
例えば、「サンキューカード」を導入しよう。
研修の中では、みんな協力的。
「では、サンキューカードを、我が社に、うまく導入できそうですか」
もちろん。YESの人もいる。
でも、「いや~うちの社風だと、、、とか、〇〇さんは絶対書かない、、、とか」
よりリアルな話が出てきます。
これが大切なんです。
そういう現場の状態に寄り添い、どうしたらいいかを一緒に考えていくのが、ライブ講師(R)
単なるスキルを超えた、マインド部分にふれることができます。
表面的なスキルだけマスターしても、実践では使えない。
マインドの大切さだけを理解しても、行動にはつながらない。
「スキルを通して、マインドを扱っていく」
これがとても大切なんです。
自分のテーマがその場で扱われたら、
「考えていることの延長線だった」ではなく、
「考えたいたことの解決の糸口が見えた」に変わるはずです。いかがでしょうか。