寒天の日といい会社。いい会社の「いい」ってどんな事?(2月16日)
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寒天の日といい会社。いい会社の「いい」ってどんな事?(2月16日)
●今日の「クイズ」は・・・
2月16日は、寒天の日。
どうして?
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●答え
2005年の今日、NHK『ためしてガッテン』で寒天が取り上げられ大ブームとなったことを記念して、制定されたそうです。
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●このお話、どう「いかし」ますか?
寒天と言えば、そう。
もうこの会社しか思い出せません。
伊那食品工業(長野県伊那市)。
寒天メーカー。
数々の記事に取り上げられた、卓越した企業です。
社是
「いい会社をつくりましょう。たくましく そして やさしく」
を守り続けている会社。
「いい会社」とは、単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまくすべての人々が、日常会話の中で 「 いい会社だね 」 と言ってくださるような会社の事です。 「 いい会社 」 は自分たちを含め、すべての人々をハッピーにします。
そこに 「 いい会社 」 を作る真の意味があるのです。
「凡事継続」
当社の一日は毎朝の庭掃除から始まります。
自主的に始業前に出勤し、ある人は竹ぼうき、ある人は草かきをもってあちこちに散っていきます。 特に当番が決まっているわけでもなく、担当場所が決めてあるわけでもありません。 それぞれ一人ひとりが考え、必要だと思う場所を掃除します。
すごくないですか?
そして、これはほぼ毎日行われています。
これが現実に起きている会社。
そう、起きていることがスゴイ。
年功序列をよしとした、ファミリー経営。
この会社そのまま、100%を受け取る方もいらっしゃるでしょうし、自分はここでは働けないなあという方もいらっしゃるでしょう。
それでいいのだと思います。
何より大切なのは、「いい会社」の定義がハッキリしていること。
こうした経営を
「価値前提」の経営と呼んでいます。
自分にとっての「いい会社」とは「いい仕事」とは?
そして「いい人生」とは?
今日は、こんな事を考えてみるのもよいのではないでしょうか。