フレディーじゃないよ!ザ・レディース・マーキュリー(2月27日) 2024 02/27 Updated 2024.02.25 2024 02/27 Published 2024.02.27 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする フレディーじゃないよ!ザ・レディース・マーキュリー(2月27日) Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 1693年2月27日。 17世紀のロンドン。 世界初の○○が創刊されました。 ○○とは何でしょう? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え 「女性向けの週刊誌」 1693年2月27日はじめて、女性向け週刊誌 「ザ・レディース・マーキュリー」が発刊されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? クイーンのボーカル、移民の子、ファルーク・バルサラが、 自らを、フレディー・マーキュリーと名乗ったことは有名ですね。 マーキュリーという響きは、イギリスらしいのかもしれません。 ネイティブでないので「感じ」がわかりませんが、 「ザ・レディース・マーキュリー」ってちょっとお洒落な感じなのかなあ? ちなみに、マーキュリー (Mercury) は、 ローマ神話に出てくるメルクリウス (Mercurius) の英語読みであり、 商人や旅人の守護神なんですね。 ところで、女性向けの週刊誌。 日本の場合はどうなのか。 調べてみました。 発刊は、1911年。 平塚らいてうによる『青鞜(せいとう)』みたいです。 200年も差があるんですね。 この頃の日本では、まだ、女性は民法の家父長制に従属させられ、政治活動も禁止されていた時代です。 それでも、女子大学や専門学校が増設され、女性の知的水準も向上し、社会に出て働く女性も増えてきた時代。 自分が置かれている立場に不満を抱き、自ら表現の場を求める女性がつくった雑誌。 それが、『青鞜』。 ネーミングは、イギリスのサロンで活躍していた新しい女性達が、それまでの黒い靴下でなく、ブルーのストッキングをはいていたという故事にならったものだそうです。 粋だなあ! 与謝野晶子が、こんな原稿を載せている。 「山の動く日きたる、かく云へど、人これを信ぜじ。山はしばらく眠りしのみ、その昔、彼等みな火に燃えて動きしを。されど、そは信ぜずともよし、人よ、ああ、唯だこれを信ぜよ、すべて眠りし女、今ぞ目覚めて動くなる。」 女性活躍については、古くて新しい問題です。