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性能競争だけでは、商用化は難しい。でも夢は追い続けたい。残念なコンコルド(3月2日)

    
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性能競争だけでは、商用化は難しい。でも夢は追い続けたい。残念なコンコルド...

●今日の「クイズ」は・・・
1969年3月2日。
英仏共同開発の超音速旅客機コンコルドが初めて試験飛行を実施しました。
その名も、コンコルド。
通常の2倍の高度を、マッハ22で飛行。
一般旅客機としては、ニューヨーク・ロンドン間を、ボーイング787が5時間13分で飛んだという記録がありますが、
コンコルドは、ニューヨーク・パリ間を、2時間59分で飛行しました。

しかし、音速飛行を行うために燃費が悪く、メインテナンスコストも高く、狭い室内にファーストクラスの1.5倍という料金。
結局、2003年10月24日に最後の営業飛行を終え、後継機もなく超音速旅客機は姿を消しました。

ところで、「コンコルド」ってどんな意味でしょう?

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●答え
コンコルド(Concorde)とは、「協調・調和」を表すフランス語。
1950年代後半、イギリスとフランス両国は、それぞれ独自の超音速旅客機の研究を始めていましたが、機体の規模が似ていたことから、共同開発に歩み寄ることになりました。当時のフランス大統領ド・ゴールがこの機体をコンコルドと呼び、それがそのまま機体の名前として使われるようになったのです。共同開発が正式に調印されたのは、1962年でした。

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●このお話、どう「いかし」ますか?

単に性能競争だけでは、商用化は難しい。
夢だけでは、続かない。
でも、追い続けたい。

ちなみに「事業を続けても利益が見込めないにもかかわらず、それまでの大きな投資が無駄になることを惜しんで事業をやめられない状態になること」を埋没費用(サンクコスト)効果と言いますが、別名「コンコルド効果」とも言うそうです。

ちょっと残念な、コンコルド(協調)。

 

 

 

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