王国の栄枯盛衰 １０日間不眠不休で麻雀を打ち続けた男（４月１７日）
●今日の「クイズ」は・・・
その人は、日本プロ麻雀連盟の相談役であり、段位は九段である。
39歳の時に胃がんになって胃を全摘出した。
再発の不安から救ってくれたのが麻雀だった。
１０日間不眠不休で麻雀を打ち続けることで不安から逃れたらしい。
もともと東大に進学するほどの頭の良さをもっているが、ちょっと面白い。
理学部動物学科に進学するか、文学部哲学科に進学するか悩み続けたらしい。
こんな選択肢ってあるんだね。
卒業後は、学習研究社（現・学研ホールディングス）の映像部門に就職するが、大企業の社風にあわず、社長に直訴して退社。そして、今の道に進む。
さて、この方はだれでしょう。４月１７日がお誕生日なのですが。
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●答え
「ムツゴロウ」さん。
畑 正憲（はた まさのり氏は、１９３５年４月１７日に生まれました。
北海道の「ムツゴロウ王国」（http://mutsugoro-okoku.com/）は有名で、動物と人間のわけへだてのない暮らしぶりが記憶に残っています。テレビでもたくさんとりあげられて、ムツゴロウさんが猛獣と体で当たっていく姿に感銘を覚えました。
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●このお話、どう「いかし」ますか？
ご存じの方も多いかもしれませんが、実は、ムツゴロウさん、事業で失敗しているんですよね。
東京あきるの市に、２００４年「東京ムツゴロウ動物王国」を設立。「都会の人々に動物にふれあってもらう」というコンセプトでしたが、残念ながら、２００７年に閉園。個人として３億円の借金を、その後の８年間で返済しています。
これって、すごいですよね。
平穏の人生もいいですが、プラス・マイナスのある人生もいい。
悔いのないように生きたいですね。
2023年4月5日死去。ご冥福をお祈りします。
