「生きた言語は、知識の進歩や思想の多様化に、歩調を合わせて行かなければならない」(10月16日)
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「生きた言語は、知識の進歩や思想の多様化に、歩調を合わせて行かなければな...
●今日の「クイズ」は・・・
さて、だれの名言でしょう。
「生きた言語は、知識の進歩や思想の多様化に、歩調を合わせて行かなければならない。」
A living language must keep pace with improvements in knowledge and with the multiplication of ideas.
彼のことを、「アメリカの学問と教育の父」とも呼ぶ人がいるようですが。。。
実は、この人の本を、福沢諭吉が咸臨丸で渡米の際、中浜万次郎と1冊ずつ購入したと言われています。
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●答え
ノア・ウェブスター。
アメリカの辞書の製作者です。
名前を知らない人も、辞書といえば、「ウェブスター」。
こちらはご存じなのではないでしょうか。
1758年10月16日がお誕生日です。
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●このお話、どう「いかし」ますか?
「も〜、それって、全然大丈夫」
もし、だれかがこんな言い方をしたら、どうでしょうか。
文法的にはバツですよね。
「全然」は否定形につく言葉だから、肯定文に使ってはいけません。
そう習いましたよね。
でもね。
そんな使い方しても、全然大丈夫。
ウエブスターさんが、そう言ってますから(笑)
言葉は大切。
でも、あくまで手段ですから、時代にあわせて変わっていくのも、またよし。
変えないこと、変えるべきこと、しっかり見極められるといいですね。