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ウナギに悩まされたアリストテレス 動物ネタは「社会」(歴史)と「理科」(生物)をつなぐ

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表 経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。 2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
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アリストテレスは、ウナギに悩まされていたそうです。
科学的な解明を優先したアリストテレスは、レスボス島の研究所で魚を解剖し、ほとんどの魚の卵と精嚢を確認していた。
ところがである。
ウナギだけは、何回解剖しても、生殖器が見つけられない。
彼は、最後にこう、結論づけた。

ウナギは、卵から、あるいは、胎児として生まれてくるのではなく、

地球の胎内から生まれてくる。

 

現在、世界で獲れるウナギの7割を食べているのが日本人。
ニホンウナギは、絶滅危惧種に指定されています。
ウナギの生態は今でも謎が多く、「完全養殖」はなかなか難しい。
まず、産卵場所が長年、謎でした。

2009年になって、やっと、日本から2000km以上離れた、太平洋のマリアナ海溝だと特定しました。
深い海の奥底の藻に、米粒ほどもない卵を産み付ける。

アリストテレスがわからないのもムリはない。

ここで卵がふ化し、透明な仔魚(しぎょ)になります。
上の写真がそれですが、クラゲのようですね。
仔魚は太平洋を回遊して、稚魚(ちぎょ)「シラスウナギ」へと変態し、東アジア近海へと向かいます。体は透明です。
シラスウナギは川を遡上すると、腹が黄白色の「黄ウナギ」になります。
その後、川や湖で5~10年成長すると、からだ全体が黒ずみ、腹が銀色をした「銀ウナギ」に変わります。

これが、私たちが食べるおなじみのウナギです。これがゲットできれば「天然ウナギ」

私たちが食べなかったウナギは、成長して川を下り、太平洋を回遊して、再びマリアナ海域の産卵場所へ向かいます。

一方、シラスウナギの段階で捕獲して養殖にするのが、「養殖ウナギ」です。養殖して1年くらいで「銀ウナギ」になるそうです。

現在、天然ウナギが1%。養殖ウナギが99%。

ウナギは雌雄同体で育って、最終形態の「銀ウナギ」になって、オスメスに別れるらしい。
アリストテレスも、だからわからなかったのですね。


こうした・・・
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