春分の日は決まっていない?どんなルールで決まるかご存じでしたか?(3月20日) 2024 03/20 Published 2024.03.20 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 春分の日は決まっていない?どんなルールで決まるかご存じでしたか?(3月2... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 春分の日って、必ず3月20日だと思っていたら、、、 21日のこともあるんですよね。 どうしてでしょう? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え 調べてみました。 春分とは、そもそも「昼夜の長さがほぼ同じになる」日。 太陽が春分点を通過した「瞬間」を、「春分」と言います。 さて、地球が太陽のまわりを回る(公転)日数は、365日ちょうどではないんですね。 365.24219日。 時間に直すと365日と6時間くらい端数がある。 そう、結構、差があるんです。 それを、4年に1度のうるう年で調整するわけです。 実は、春分もこの影響を受けているようです。 例えば、1996年の「春分」(瞬間)は、3月20日の17時3分でした。 翌年の1997年は、その約6時間後の3月20日の22時55分になりました。 このように、「春分」は、6時間ずつずれていきますが、うるう年で一度戻ります。 そのため、結局「20日」か「21日」をいったりきたりしているわけです ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? 結構ややこしいですね。 そして、調べてみると、どんどん疑問が出てきます。 例えば、「うるう」って、そもそもどうしてこんな呼び方をするのか? またまた、調べてみました。 感じで示すと、「うるう」=「閏」 「閏」という字は、「王」が「門」の中に居る状態を示します。 中国では、太陰暦(旧暦)を採用していて、もともと「閏月」があったそうです。 そして、その月は、王は門から出ずに、政務を行わないことが習わしだったらしい。 だから「閏」。 まず、漢字が先にありました。 そして、日本では「うるおう」を表現する「潤う」という文字と「閏」が似ているので、「閏」を「うるう」と表現するようになったそうです。 こんな感じで、知識を関連させていく。 これって、講師のトレーニングにぴったりですよ。