十日市(とおかまち)どうして、氷川神社では熊手が売っているのか(12月10日) 2024 12/10 Updated 2024.12.09 2024 12/10 Published 2024.12.10 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 十日市(とおかまち)どうして、氷川神社では熊手が売っているのか(12月1... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 我がふるさと、大宮(さいたま市) 今日は、「十日市」(とおかまち) 近所の大宮「氷川神社」の参道には、数百の出店が並び活況を呈します。 明治元年10月13日に明治天皇が江戸城に来て、東京に遷都した日から数えて約2週間後の10月28日には、大宮氷川神社に参拝に来られました。 実家が、氷川神社まで3分くらいのところなので、単なる遊び場の1つでしたが、実は、由緒ある神社の1つだったんです。 そして、十日市、年末年始よりもスゴイくらいです。 露天で売っているのは、熊手。 そういえば、どうして「熊手」なんだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え 「運をかき込む」 「金銀をかき集める」道具として 縁起物とされているからです。 でも、どうして、熊手? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? 熊手は、もともと実用品。 昔の「酉の市」は、収穫祭だったのです。 収穫を祝って人が集まり、市が立つ。 そこで、農機具や農作物、古着などが商われていたそうです。 そんな道具の1つとして、「熊手」が売られていたんですね。 その熊手が、やがて、「落ち葉を」かき集める道具から、縁起物の「金」をかき集める道具に変わったようです。 花より団子。 落ち葉より金。