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メラビアンの誤解~恥ずかしい講師にならないために気をつけよう

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表 経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。 2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
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メラビアンの法則。ご存じですか?

矛盾したメッセージが発せられたとき、それを聞く人はどう受けとめるかについての実験から生まれた法則です。

研修などで、よく言われるのが・・・
「視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%」を引き合いに出して、
「人は見かけが55%、声の感じが38%、内容の良しあし、7%しか影響しない」
だから、プレゼンは「見た目や聞き心地が大事なんです」という暴論

そう、暴論。。。
いまだに、これを話している講師がいるとしたら、かなりマズイ状況です。

 

というのも、メラビアンの実験の原点にあたらず、どこかでの聞きかじりで話しているからです。

そもそも、アルバート・メラビアンさんが行った実験のやり方は、

1 はじめに、「好意」「嫌悪」「中立」をイメージする言葉を選び出す。
  たとえば、言葉として「好意」のイメージがあるののは、「honey」(恋人)のような言葉です。
2 次に、「好意」「嫌悪」「中立」を表す表情の顔写真を用意する。
3 最後に、それらの単語を「好意」「嫌悪」「中立」の表現で読み上げて録音する。

4 これらが揃ったら、その組み合わせ、
 例えば、「honey」(恋人) ~「好意」のフレーズを、「嫌悪」の顔写真を見せながら、「中立」的に読み上げる
 この場合、言語情報「好意」、視覚情報「嫌悪」、聴覚情報「中立」となる。

 を示して、聞き手に、全体としてどんな印象をもったかを答えてもらう。

というもの。
たしかに、この実験なら、見た目(視覚情報)に一番影響を受けるというのもうなづけます。

でもね、、、

実際のビジネスや生活の中で、「単語」だけを発する機会なんて、、、
まあ、役者さんならあるかもしれないけれど。

もう、シナリオも文脈もすべて無視しているわけです。

この結果だけをもって、「見た目」や「聞き心地」が、、、なんていうのは、やめてほしいですよね。

さすがにそんな講師は、絶滅危惧種になっていますが、もし出会ったら、こんな質問をしてみるのはいかがでしょうか。

「先生、そのパーセントって、どうやって計算したんですか?」

(追伸)
そうそう、こちらも気を付けておきたいですね。

 

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