えびす袋、江戸の商人の知恵は今もあなどれませんよ~「経営品質」のフレームワークでも検証してみます(1月2日)

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
●今日の「クイズ」は・・・
「えびす袋」ってご存じ?
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●答え
「福袋」の原型です。
江戸時代、日本橋の呉服屋「越後屋」(現在の三越)が、1年の裁ち余りの生地を袋にいれて、これを1分(いちぶ)で販売したのがはじまりと言われています。
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●このお話、どう「いかし」ますか?
「福袋」の原型、えびす袋は、在庫一掃セールだったのですね。
もともと、越後屋さんはアイデアマンだったそうです。
その証拠に、
当時としては画期的な、呉服の「切り売り」をしていた。
それまでは、セット販売のみだったんですね。
あなたのビジネスも、商品ではなく、「売り方」を変えて工夫することはできませんか。
たとえば、
・セットになっていたものを、分解して売る
・個々のものを、セットにして売る
・商品を売ったあとに、アフターサービスをつける
・機械は無料あるいは低価、消耗品を売る(ジレットのひげそり、コピー機など)
・お客様同士のやりとりで儲ける(仲介)
などなど、
ちなみに、越後屋さん。
今でいえば、新しいビジネスモデルを人。
そのモデルを、経営品質の「ビジョンシート」にあてはめてみると・・・




経営品質にご興味を持たれた方は、
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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表
経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。
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