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世界一周記念日 早く巡ることだけに意図をもっていたらそれは違う 「80日間」の価値もあるはず(3月6日)

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公益財団法人 日本生産性本部 主席経営コンサルタント ライブ講師®実践会 代表 経営コンサルタントとして28年にわたり、上場企業から中堅企業まで約200社の経営コンサルティング、数万人の研修を実施。参加者自身の課題を題材に進める研修は楽しくて超実践的!リピート率は8割を超える。 2015年より「人前で教える技術」を磨きあう「ライブ講師®実践会」を主催。
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●今日の「クイズ」は・・・
今日3月6日は、「世界一周記念日」です。
さて、どうしてでしょう?

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●答え
1967(昭和42)年3月6日。
日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始したから。
それまでは、日米航空協定により、日本の航空会社は世界一周路線を持てなかったそうです。

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●このお話、どう「いかし」ますか?
このときの機材は、ダグラスDC8。
世界で初めて超音速飛行を行った旅客機であり、ファーストクラス32席+エコノミークラス114席 計146席。
当時の最先端の飛行機で、世界一周の旅が提供されたのですね。

では、現在はどうか。
残念ながら、同一機体で、世界一周する便はないようです。
ワンワールドやスターアライアンスなどのアライアンス加盟航空会社の路線を組み合わせたものはあるけれど。

ちょっと残念。

というか、「世界一周」ということ自体が、それほどのインパクトがなくなったからでしょうかね。

で、
どうせ一周するなら「80日間」かけて回るのがよいかもしれません。
ご存じですか。『八十日間世界一周』
ジュール・ヴェルヌによる、1873年出版のフランスの小説です。

イギリス人資産家フィリアス・フォッグが執事のパスパルトゥーを従え、後期ビクトリア朝時代の世界を80日で一周しようと試みる、波瀾万丈の冒険物語です。

フォッグは自らの全財産の半分、20,000ポンドを旅費に当て、残りの半分はクラブの仲間たちとの賭け金にします。
だから、もし80日間で世界一周を果たせなかった際には、全財産を失うことになります。
フォッグは、10月2日午後8時45分発の列車で、ロンドンを出発。その80日後の12月21日の同時刻が目標です。

時間通りにスエズ運河へ到着しますが、人相が似ていたことから、フォッグはスコットランド・ヤードの刑事、フィックスに密かにつけられることになります。さっそく、暗雲立ちこめる感じですね。

その後、フォッグとパスパルトゥーはボンベイに到着し、交通手段を鉄道に切り替えカルカッタに向かいますが、一部の鉄道の敷設が完了していない。そこで、2つの駅の間の途切れたルートを進むため、フォッグは象を2,000ポンドという途方もない値段で購入します。全財産の10分の1ですよね。
さらに、象に乗り、隣の駅へと向かう途上で、儀式に連れて行かれる若いインド人の女性、アウダと出会い、彼女を救出することを決意する。このあたりは、まさに『インディ・ジョーンズ』。
続く、香港では、アウダの身柄を預けようとしていた彼女の遠い親戚が、すでに他の土地に移ってしまったのが明らかになり、一行は彼女をヨーロッパまで一緒に連れて行くことになります。
しかし、香港から日本の向かう船は、つけてきた刑事フィックスの策略で、フォッグだけが乗船できなくなります。ここで「離ればなれ」の仕掛け。

それでも、フォッグは、横浜へ向かう大型船を必死に探し、船長に大金を握らせどうにかたどり着く。そこで、パスパルトゥーやアウダが、サーカスで一員として働いているのを発見します。う~ん。ファーイースト・ジパングで異人さんがサーカス。状況が思い浮かびます。

無事再会した4人は、太平洋を横断しサンフランシスコへ向かう蒸気船に搭乗。刑事フィックスは、イギリスの領土を離れた今となっては、フォッグの旅を邪魔して遅らせようとはせず、むしろフォッグを本国で逮捕できるよう、できるだけ早くイギリスへたどり着けるよう助力する。ここで、仲間の成立。

アメリカでは、旅の途上、列車はインディアンの群れの攻撃を受け、ここでも冒険物語が。そして、ニューヨークに到着するが、乗ろうとしていたリバプール行きの蒸気船が、45分前に出発してしまっていたことを知る。ここも、別の船を膨大な価格で買い取り船を出させる。

最後のシーンはイギリスはリバプール。列車に乗り込めば余裕を持ってロンドンへ到着することができるように思われた。
しかし、イギリスの領土へ戻った途端、刑事フィックスは令状を取得し、フォッグを逮捕してしまった。

結果、予定していた列車に乗ることができず、午後8時50分に、5分遅れでロンドンへ到着した。
それは、彼が賭けに負け、全財産を失うことを意味するのであった。

翌日、ロンドンのフォッグ邸にて、フォッグはアウダにロンドンまで連れてきてしまったことを詫びた。今後はフォッグは貧乏な生活しか送ることができず、経済的に彼女を支えることができないからだ。
しかしアウダは言う。
「どのような苦境も2人なら分かちあえる。私を妻にしてほしい」

翌日、婚式をあげようとするが牧師に断られる。
なぜなら、明日が日曜(12月22日)だったからだ。

そう、一行は東回りで世界一周したため、日付変更線を横切り、丸1日稼いでいたのだ。

フォッグは、最後に全ての計算を放棄する。
こうして、フォッグの世界一周の旅は終わりを告げた。
フォックがこの旅で得た「モノ」はなかったが、美しい女性と幸せな人生を手に入れた。

めでたし、めでたし。

やっぱり、冒険ストーリーはいいね。
時間の効率化ばかり考えていると、ダメだね。

 

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