「セレンディピティ」のあらわれ方。間違ってしてしまったことから生まれる奇跡(8月3日) 2024 08/03 Updated 2024.07.28 2024 08/03 Published 2024.08.03 / Tera \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 「セレンディピティ」のあらわれ方。間違ってしてしまったことから生まれる奇... Tera B! リンクをコピーする ●今日の「クイズ」は・・・ 8月3日は、富山出身のある方のお誕生日。 その方は、ある賞を受けたとき、はじめ、 同僚からの「ドッキリ」だと思っていたそうです。 急な話だったので、背広の用意もヒゲを剃ることもできなかったそうです。 さて、この方はだれ? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●答え ノーベル賞を受賞された、田中耕一さん。 1959年8月3日生まれです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このお話、どう「いかし」ますか? TVを観ていて、「フランクなお人柄に素敵だなあ」と感じた記憶があります。 受賞したのは、2002年のノーベル化学賞。 島津製作所のシニアフェロー。 超かんたんにいうと、 「血液一滴で病気を早期発見する技術」 正確には、 「レーザーイオン化質量分析技術」というらしいのですが、すみません。門外漢には、ちょっと? でも、学べることがあるんです。 それは、この分析実験中に使った「グリセロールとコバルトの混合物」(マトリックス)、 実は、間違って混ぜてしまったそうなんです。 「どうせ捨てるのも何だし」と実験したところ、見事に成功したと、文献にあります。 セレンディピティ(serendipity) すばらしい偶然は、やはり、探求を続けていて巡り会うものなのですね。